ヴィッセル神戸×DAZN=変革⁉︎

長年Jリーグの放送といえばスカパー。パラポラアンテナの設置や光回線、ケーブルテレビの工事をし、別途契約をして見るというのが当たり前だった。そんな当たり前が2017年からあるサービスによって大きく変化した。それが『DAZN』。【DAZNとは、パフォーム・グループが2016年夏に立ち上げたスポーツ専門のOTTサービス】それと同時期に当たり前に配信を行ってきたスカパーから、2017年以降Jリーグの試合中継の中止、完全撤退を発表し、ファンを驚かせた。そして驚いたのはそれだけではなく、パフォームとJリーグの契約料。今までのスカパーの支払っていた金額、年間約50億円というのに対して、パフォームがJリーグと結んだ契約額は10年で2100億円と4倍の金額。そしてこれは単なる放送権の変換だけではなく、日本サッカー界の変革とも言える契約となる。今後日本サッカーが海外サッカーと同じような市場に発展していく可能性があると思います。その第一弾となるきっかけにが、今回のヴィッセル神戸によるイニエスタ獲得です。年俸が破格の32.5億円とバルセロナ時の約3倍の金額だが、これは楽天の三木谷の将来を見据えた投資ではないかと思います。2016年からドイツ、スイス、オーストリア、日本でサービス開始をし、2100億円もの大金でJリーグと契約を締結したDAZNバルセロナのスポンサーでもあり、今回世界も注目したイニエスタの移籍。ヴィッセル神戸と32.5億円の破格での契約。この相乗効果は計り知れないし、これからの発展が楽しみです。来場者数やグッズ販売数の増加、今後様々な効果が表れてくると同時に、他チームでも世界中のトッププレイヤーを移籍させるビッグビジネスに発展し、結果日本サッカー業界の底上げに繋がる事を期待したいと思います。


またこのOTTサービスは個人的にメディア業界にも大きな影響を与えると思っていますが、そちらはまた別で記事にしたいと思います。